合宿免許のスケジュール

合宿免許では入校から卒業検定までスケジュールが決められており、こちらから希望、選択、変更することはできません。

ミッションなら学科２６限、実技３４限、オートマなら学科２６限、実技３１限を教習所で決められた時間割通りにこなす必要があります。

それがいつわかるのか？

それは、初日に入校説明がありその時に最後までのスケジュールが渡されるのが一般的です。

大抵は初日に入校説明と適性検査が行われ、当日に早速２限の技能教習が行われます。

技能教習は１日に行える時間は決められており第一段階では２限、第二段階では３限と定められており初日に２限行わなければ最短での合宿が出来なくなるからです。

途中、効果測定という学科試験に合格できる水準かを測る模擬試験のようなものがあり、合格しなければ検定試験を受けれません。

そして第一段階の技能、学科が終われば修了検定を経て仮免許が交付されます。その後第二段階に進み路上で実技が始まり、学科を受講しながら応急救護を３限学んだ後に卒業検定を受けて合格すれば卒業証明書が発行されて合宿免許が終了します。

その後、地元に戻り免許センターで適性試験のあと免許所が交付されるという流れになります。

ミッション（MT）のスケジュール例

学科２６限、実技３４限をこなすスケジュール例です。大半はこのような流れで行われますが、教習所によって時間割は異なります。オートマに比べ実技が３限多い分、日数が増えています。

オートマ（AT）のスケジュール例

学科２６限、実技３１限をこなすスケジュール例は下記のとおりです。学科はミッションと同じ時間必要なのでより密なスケジュールになっていることがわかります。

合宿免許での休憩時間

合宿免許では教習所に休みが無ければ基本的に丸一日休みという日は設けられていません。出来るだけ短期で卒業することがウリでもあります。

最短で合宿免許終了するには

最短で１４日間（ＡＴ限定）という触れ込みがあります。１３日という所もありますが、どうあれ予定通りにいけば「卒業まで最短の○○日間」で終了できるんです...

仮に週に一日休みのある教習所では合宿中に２,３日受けられない日が出来てしまいその分、合宿期間が延びてしまう事になります。

ハードスケジュールのようですが、短期で免許を取得するためには休んでいる場合ではありません。とはいえ、一日で考えればそこまでハードスケジュールではありません。

特に第一段階では実技は２限までしか行えないので学科で３限行ったとしても５時間（厳密にいえば1限は50分）です。

それ以外は自由時間であり近場の観光やショッピング、娯楽施設でリフレッシュする時間は十分あります。

上記オートマのスケジュール例で言えば２日目は15:40～、３日目は14:40～することはありません。

逆に間に１限だけ抜けているような時は次の教習に間に合わないという事が起こらないように教習所内のスペースでくつろいだり、復習や予習で時間をつぶしましょう。

宿舎が教習所に併設されている場所なら部屋に戻ってくつろぐ事も出来ます。その際に漫画やswitchなどのゲーム機などがあればちょっとした暇つぶしになるのではないでしょうか。

遅刻は延泊、延長の可能性があり致命的なので時間厳守の中で、自由時間を過ごす必要はあります。

合宿免許を延長しない為に

合宿免許では最短日数が魅力です。しかし、それはストレートで修了すればの話です。当然、試験に落ちたり様々なトラブルにより最短での卒業が出来ない場合も...